Replicant・Lover's-L No.6
少しくらい嫉妬してくれたのかな?

レンに叩かれ、少し傾いだジンは、いつものポーカーフェイスを決めていた。

上目遣いでジンに聞いてみる。

「ヤル気ある?」

「酔っぱらいは寝ろ」

ジンが静かに言い放つ。

そのジンの顔を思いっきり指差して笑った。

「ヤル気なぁーい、あはははは」

< 182 / 277 >

この作品をシェア

pagetop