Replicant・Lover's-L No.6
一見してノーヘルで黒いスーツの二人組の男が信号無視しているように見える為、当然と言えば、当然の警察の対処だった。

もちろん、レンはアクセルを緩める事はなかった。

しかし、そのスピーカー音は、効果があったようだった。

黒いバンがアクションを起こした。

ジンがレンの肩を叩き叫ぶ。

「右だっ!! 右へ回れ、レン!!」


< 240 / 277 >

この作品をシェア

pagetop