のたおの大冒険(仮)
『降魔師』と呼ばれる人たちです。
主に、光と闇の民がその力に目覚めることになりました。
元々、光と闇の民がつかさどる魔法は、他の四種の民を圧倒する力。
それは二通り、人に魔法を奪い去る術と、人に魔法を与える術です。
その一部が、彼らに戻ってしまったのです。
『降魔』とは、人間に眠った魔法を宿らせる術です。
彼らの力にかかれば、今まで使えなかった魔法が扱えるようになるのです。
無論、今は魔王退治が最優先。
全ての地域に休戦協定を送り、一時休戦と共に、四英雄は魔王に戦いを挑みます。
しかし、さすがは神話の時代の魔王。
その力、四分の1に削られたとはいえ、強大です。
火の英雄と水の英雄がその戦いで死亡しました。
風の英雄は、自らが人柱となり、魔王を封印。
生き残った土の英雄は、魔王の血を浴び、不老不死になったと噂されてますが、魔王退治後の彼の行方はどこにも語られていません。
今でも、どこか人里離れた場所に、ひっそりと暮らしていると、噂されています。
さて、魔王が退治され世界に再び平和が戻りました。
しかし、世界には大きな問題が残されています。
そう、魔法が復活したのです。