~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅱ 竜と炎の王
*
高等学区商業区のはずれ、東大校門に程近いコンビニの前。
檸檬は一人、飲むアイスの味を楽しんでいた。
それを食べ(飲む、が正しいのだろうか)終えてゴミ箱にゴミを捨てたところで、後ろから声がかかった。
「待たせたのお、檸檬」
やってきたのは朽葉。何か作業をやってきた後のようで、シャツの首元は少し汗で濡れて、手は少し汚れてしまっている。
「朽葉お姉ちゃんこそ、大丈夫だった?」
「なんのなんの。友のために汗を流すことは悪くないことでござるよ。むしろ拙者のために待たせてしまった檸檬が心配だったでござるよ。というか」
と一呼吸おき、こめかみに指を添えた。
「“朽葉お姉ちゃん”は止めてくれないでござらんか?」
「なんで? 朽葉お姉ちゃんは朽葉お姉ちゃんじゃん?」
「いや、そうじゃなくて……」
「あ!」
高等学区商業区のはずれ、東大校門に程近いコンビニの前。
檸檬は一人、飲むアイスの味を楽しんでいた。
それを食べ(飲む、が正しいのだろうか)終えてゴミ箱にゴミを捨てたところで、後ろから声がかかった。
「待たせたのお、檸檬」
やってきたのは朽葉。何か作業をやってきた後のようで、シャツの首元は少し汗で濡れて、手は少し汚れてしまっている。
「朽葉お姉ちゃんこそ、大丈夫だった?」
「なんのなんの。友のために汗を流すことは悪くないことでござるよ。むしろ拙者のために待たせてしまった檸檬が心配だったでござるよ。というか」
と一呼吸おき、こめかみに指を添えた。
「“朽葉お姉ちゃん”は止めてくれないでござらんか?」
「なんで? 朽葉お姉ちゃんは朽葉お姉ちゃんじゃん?」
「いや、そうじゃなくて……」
「あ!」