鬼 鴉【総集編】
「港街までは送り届けてやるよ……。それまで、好きにしてナ?」
ジェノスは特に執着する事もなく声を発し、手をヒラヒラと振りながら船内へと戻っていく。
割り切った対応ではあるが、ジェノスらしいといえば、ジェノスらしいだろう。
「……」
闘兵衛は無言でその背中を見送ると、銃佐ェ門と皐月に視線を合わす。
「……仕方ねぇさ」
再度、苦笑いを浮かべる銃佐ェ門は無表情の皐月と顔を合わせ、呟いた。