鬼 鴉【総集編】
「桃華……、の事か?」
鬼人はブレイドの言葉の意味を察したのか、質問を返す。
「あぁ、そのトウカさんの事だが……、俺たちは戦場を駆け抜けてきたんだ。新参者に舐められるのは、面白くねぇな?」
ブレイドは頭の上で両手を組み、口を開いた。
ようするに、なんの実績も持たない存在に、同等の地位を与える事に抵抗があるのだろう。
「妹には、実力を示させる……。それで、問題はなかろう?会合は、ココまでだ。ご苦労だった」
その言葉からして、鬼人が桃華を鬼鴉に起用しようと考慮している事が、わかった。
鬼人は立ち上がり席を離れると、ロインら全員も席を立ち一礼をする。
こうして、会合は終わったのであった。