鬼 鴉【総集編】
「我々の仕事は、コレで終わりですね?」
ジェノスは手を差し出すと握手を求めるように、鬼人に話し掛ける。
「……えぇ、ありがとうございました」
鬼人は笑顔を浮かべ感謝の言葉を述べると、その差し出された手を握り返した。
「……今後とも、友好的な関係を保ちたいモノですナァ?」
ジェノスは鬼人と握手をしたまま、ガッチリとその手を掴み冷笑を浮かべて、口を開く。
含みを持たせたその言葉は、明らかに今後の鬼鴉に対しての、警告であった。
「……迷惑をかけないように、努力しますよ」
顔は笑ってはいるが冷たい視線を送るジェノスに対し、鬼人は屈託のない笑顔を向ける。
のらりくらりと笑みダケで、ジェノスのソレを逸らしていた。