鬼 鴉【総集編】


「……だからアタシ達にも、神様の思し召しってヤツを与えられに行こうと計画しててね?ソレをアンタらに、手伝ってもらいたいのさ」


満面の笑みを浮かべて、ジェノスは伺うように禁の顔を覗き見る。


「フンッ、……断るよ。宗教組織に敵対すれば、神罰が下るからなぁ?」


禁は意味深に鼻を鳴らすと、ジェノスを睨み据えそう答えた。



人の組織と神の罰。



明らかに矛盾した言葉を口にした禁であったが、理由はある。

所詮、人を罰するのは、人という事であり、ソレに恨まれる行為は遠慮したいと、口を濁したのが禁の考えであった。


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