鬼 鴉【総集編】


狂気と殺気、二つの気迫は増幅するように絡み合い、混ざり合う。


そこには、神を必要としない獣同士の殺し合う姿しか、存在しなかった。



「ガアァッッッッ!!」


「ウワァァッ!!」


サブマージの狂乱滲みた慟哭が響き渡り、闘兵衛の咆哮がソレに応える。

観戦する全員の背筋が凍り付き、冷や汗が流れていく。



「……スゲェ……」



銃佐ェ門は戦慄を感じながら、呟くのだった。


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