ライン〜その一歩〜
佑矢はゲーセンが得意だと、あたしに自慢してきた。

可愛い、マリーちゃんのストラップ。
じーってみてたら、佑矢がかってにUFOキャッチャーをやってた。

「は? とれるわけないじゃん!!」

「まかしとけって!!??」

自信満々の佑矢。
あたしはドキドキしながら見てた。

どこを見てたのかわ…自分だってわかんない。

佑矢の横顔…カッコいい…

へ…あ、なに?今の。
今日のうちは何だか変だ。

「あ、」

ガタンッ。

落ちてきたのは、マリーちゃんでもなくなんのキャラクターでもなくリアルな豚のストラップ。

「ぶっ」

あたしはそこで大笑いをしてしまった。


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