初恋‐大スキな先生‐
「さぁ??どうだろうね」

「隠さなくていいじゃん」

お願い!!先生言わないで…
先生の彼女の事なんて知りたくないよ…
先生を独占したい!!

そんなの無理な事なのにあたしはわがままだ…。

でも、でもあたしは一分、一秒だけでもいいから先生を独占したい。


そんな願いもむなしく先生は答えた。

「二人だよ」

「へぇー意外と少ないんだね。ね!美羽」

「う…うん」

「悪かったな!!意外で」

「先生モテそうなのにね」

「俺がかぁ!?」

「先生以外に誰がいるの!!」

「ハハだよな」

「今は彼女いるの??」

夏美はどんどん質問していく。あたしは耳を塞ぎたくなった。
これ以上聞きたくないよ。

「いないよ」

いないんだ。
よかったぁ…
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