奴隷と悪魔
「あの・・。美衣菜、知らないかな」
「さぁ・・・。知らないな」
そろそろ授業が終わる頃。
時計は15時5分を指していた。
学校にいる芭衣ちゃんと茉里唖は、私を探していた。
そんなことも知らずに私は歩波くんたちと楽しくテニスをしていた。
「はぁっ・・・はぁっ・・・。ちょっ・・と休憩・・」
「っ・・・以外に美衣菜体力あるな・・・っ」
「・・・そうかなっ・・・?ついてくのがやっとだったよ…」
ってあれ?
いつのまにか歩波くんが消えてる。
どこいったんだろう?
この体育館の中にはいないみたい・・・。
ま、まぁいっか。