レオと私の14年

レオに私が触れるまで

レオが私たちの家族になってから何度も

『触ってみる?』

とか

『抱っこしてみる?』

って言われて


何度も、挑戦しようとしたけれど

触れるギリギリのところで、恐怖心が勝ってできなかった


本当は、お父さんや、お母さんや、おじいちゃんみたいに、私もレオと遊びたいのに

小さいころのトラウマが私を邪魔する


小さい頃…

まだ、2歳か3歳くらいの頃

近所にいた、雑種の白い中型犬のシロ

とても大人しくて、お利口で

いつも、ご主人様のあとをリードもなしについて歩いてた

シロと私は大の仲良しだった

だけどある日、お水を飲んでるシロを撫でていたら、膝を噛まれてしまって…

それが私の犬嫌いの始まり
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