小悪魔な私
体育祭
こんなに大変ならやるんじゃなかった!!!


私は安易な理由でなった体育祭実行委員。


学校の行事にちゃんと関わった事なんて無かったから、こんなに面倒だと思わなかった。


今日も放課後残って体育館から外に体育館で使う荷物出し。



私女の子なんですけど……



「おいノロ子早くしろ、バイトに遅れる」

遠くで呼ぶ声がする。


そう、安易な理由の張本人。


「無理~~~」

そう言う私に

「ったく!!仕方ね~な~」

なんて言って荷物を持ってくれた勇気。

荷物を持った勇気の腕は血管が浮き上がって男の人の腕だった。


キュンと私の胸がときめく。



「よし、終わり!!」

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