小悪魔な私
その時、ツカツカと勇気がこっちに来て私の腕を掴み


「ノロマ借りて良い?」



って無表情で卓也に聞く。

「マジかよ~良い所だったのによ~」

って不服顔の卓也。


気にせずに勇気は私の腕を引っ張り非常階段に連れて行った。


「ちょっ!!!何よ勇気。痛い!」

無言で振り返る勇気。
久々に勇気の顔を見た……

相変わらず無愛想だけどきれいな顔をしていた。。


私は極力いつもの私の様に接した。

「話が有るんなら早くしてよね!!それより私を味わってみたくなった?」

そう言ってシャツの胸元を大きく開ける。

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