お弁当からはじまる恋物語〜これってデート!?〜
でもカウンター空いてないし。
仕方ないかぁ。

席についてちょっと待つとトレーを持った楠木くんがやってきた。
キョロキョロと辺りを見回して私のことを探していたから、小さく呼び掛けるとこっちを振り向いてほっとした顔をした。

「待たせてごめんね」
「大丈夫だよ。この時間って混んでるんだね」
「俺よく来るけどいっつもこんなだよ」
「そうなんだ」
「あっこれ。好きなの食べて?」
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