何処までも黒は、長く





昼食を食べる前にケータイを見ると、メールが来ていた。






to:長塚悠紀
--------------------
いえいえ、全然構わないよ(^o^)
むしろ俺に話してくれてありがとね。
今度何か有ったら、俺なんかで良ければまた頼っちゃって下さい!!
--------------------
from:相馬和哉









「…うわ〜、何処まで優しい奴なんだ。」

私は思わず呟いた。





眠れない夜が減りそうだな。
私は何となくそう思った。






私は、昼食のビビンバを食べてから、荷物を確認して出掛けた。

今日は必修の講義でレポートを提出した後、選択講義で日本史がある筈だった。
私は日本史が好きで、特に江戸時代の文化に興味があった。





.
< 28 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop