クライシス
「おお、これはこれは市橋のお姫様」
二谷の言葉に雄介と由香は恥ずかしそうに笑った。
ウイルステロの危機は去った。楠木が残してくれた抗ウイルス薬も、ちゃんと効果を得る事が出来た。
日本政府は北朝鮮に正式にウイルス兵器に付いて質疑を行ったが、北朝鮮は知らぬ存ぜぬで通して来た。そして、秘密裏に二谷を戻す事が北朝鮮から打診された。これで水に流せ、そう言う事なのであろう。
「国も大忙しだな。色んな問題が山積みだ」
二谷の言葉に雄介は頷く。そして顔を上げた。
「三宅さん、残念でした……」
雄介が呟く。北朝鮮から三宅は死亡したとの連絡が有ったのだ。
「そうだな。これをお前に」
二谷が一枚の封筒を雄介に渡した。
「え?」
雄介が封筒を見る。二谷は雄介に片目をつぶった。
雄介が封筒の中身を取り出すと写真と手紙が入っていた。
『市橋へ
元気か?俺は今アラブの国に来ている。チェ同志が秘密裏に俺をアラブに送ってくれた。ここは中々楽しいぞ! またいつか会おう!
三宅一郎』
写真にはアラブ人の様にターバンを巻いて、楽しそうに笑う三宅の姿があった。
二谷の言葉に雄介と由香は恥ずかしそうに笑った。
ウイルステロの危機は去った。楠木が残してくれた抗ウイルス薬も、ちゃんと効果を得る事が出来た。
日本政府は北朝鮮に正式にウイルス兵器に付いて質疑を行ったが、北朝鮮は知らぬ存ぜぬで通して来た。そして、秘密裏に二谷を戻す事が北朝鮮から打診された。これで水に流せ、そう言う事なのであろう。
「国も大忙しだな。色んな問題が山積みだ」
二谷の言葉に雄介は頷く。そして顔を上げた。
「三宅さん、残念でした……」
雄介が呟く。北朝鮮から三宅は死亡したとの連絡が有ったのだ。
「そうだな。これをお前に」
二谷が一枚の封筒を雄介に渡した。
「え?」
雄介が封筒を見る。二谷は雄介に片目をつぶった。
雄介が封筒の中身を取り出すと写真と手紙が入っていた。
『市橋へ
元気か?俺は今アラブの国に来ている。チェ同志が秘密裏に俺をアラブに送ってくれた。ここは中々楽しいぞ! またいつか会おう!
三宅一郎』
写真にはアラブ人の様にターバンを巻いて、楽しそうに笑う三宅の姿があった。