クライシス
−11月19日20:30−

東京都千代田区警察庁・・・


警察庁の会議室では全国から集められたチヨダの要員が一同に会していた。


その会議室の檀上にはチヨダの校長である、木下が全員に事の内容を話している。


その話しに全員が顔を蒼くしている。


「と言う事だ・・・そして今からウイルスの内容について話して貰う・・・市原君」


そう言って全員の前に、今時の若者そのものの雄介が檀上な立つ。


こんな会議が有るならスーツを着てこれば良かったな・・・


今更ながら革ジャンにジーパン姿の雄介は思った。


「科捜研の市橋っス・・・フュージョンウイルスについて語ります」


語りますはおかしいだろ!


自分で突っ込みながら雄介は続けた。


「まず、このウイルスは人から人へと飛沫感染・・・・つまり、咳やくしゃみで感染します」


全員が黙って雄介の話しを聞く。


「ただ、空気中に生存出来るのは三分間だけなので、完全な空気感染はしません・・・その潜伏期間は・・・・二週間です、なので潜伏している間に徐々に感染者が増える恐れが有ります・・・」


二週間の間に、一人の人間がかなりの数の人に接触をするからだ。


「そして・・・都市部でウイルスをばらまいた場合・・・その都市が壊滅する期間は・・・およそ一ヶ月です」
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