クライシス
雄介と二谷は本部設置場所で忙しく走り回る関係者を見ながらコーヒーを飲んでいた。


「なんか・・・俺ら暇っスね・・・」


「まあな、北朝鮮に渡るまではな」


そんな話をしていると、木下がやって来た。


「三宅が特赦に応じて、11時半発の便でコチラに向かう」


「ほう・・・とりあえず警備の強化は言っといた方が良い」


二谷は木下に答えた。


「一応府警の機動隊が私服で空港に配備をした」


「なら良いが・・・」


二谷は少し考え込む。


「どうしたんスか?」


雄介が尋ねる。


「いや・・・まあ、大丈夫だろ・・・」


二谷は言葉を濁した・・・








雄介と二谷が昼ご飯を食べて本部に戻った時であった。


会議室が大騒ぎに成っている。


「なんだ?」


雄介が呟くと、木下が慌てた様子で二人の元に来た。


「大変だ!!!!三宅が逃げた!!!!」


雄介と二谷は顔を見合わせた。


会議室には怒号が振り撒かれていた・・・


・・・・








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