最初で最後の手紙
「不安は、あると思う。だから、俺が安心させるよ。……帰ろっか」
あたしの耳もとで囁く奏。
あたしは、頷く。
あたしは、奏と2メートル後ろを歩いた。
ガチャ
「奏!!明音!」
お母さんが駆け寄って来た。
「よかったぁ」
お母さんは、あたしを心から心配してくれたんだ。
「明音、学校行くって」
「あら、そう。よかった」
あたしは、お母さんに制服を受け取って、、、
部屋に入った。
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