∞いちしのはな∞

「もうほっといて」


窓の外は別世界のように
さんさんと輝く太陽が街を真っ白な光で包んでいる。

あたしはため息と一緒くたに言葉を吐いた。

効き過ぎた冷房に震えるあたしは、冷蔵庫に押し込まれたハムやチーズを思い出す。


「無理。お前痩せすぎ。」
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