【長編】私の道
「未來ちゃん、他に何を隠してるの?」
カイさん。
「何もないですよ。」
「でも、これ以上のことはないだろ。」
リクさんが言った。
私にしたら、次の方が爆弾だから。
もう終わりにしたい。
まだ、私を苦しめるの?
「未來、どうした?」
徹さんは、驚いたように私のそばに寄ってきた。
なぜ?
「涙」
私は、ユウさんの言葉で初めて涙を流しているのに気づいた。
終わりにしたい。
何もかも。
忘れるとこだった。
だから、一からやり直すって。
最近、忙しかったり、幸せだったから。
忘れちゃいけない。
私が、忘れたら彼女の悲劇もなくなるから。
「未來ちゃん、すべて吐き出していいんだよ。」
カイさんが、私の頭を撫でながら言ってくれた。
甘えていいのかな?
けど...
もう頼る人はいない。
『私は逃げるけど、未來は逃げないで』
この言葉が苦しめるんだ。
私は、汚いんだって。
犯人は、事故で亡くなったんだっけ。
もう、私を苦しめる存在はいないのに。
心は、痛んでる。
泣いている。
だって....
『君を苦しめるあいつを消したよ』
誰が?
知りたいけど。
怖いよ。
記憶がなくなればいいのに。
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