真面目すぎるあなたへ
それから数日のお昼のこと。

私はいつもと変わらず
勉強をしていた。

私の携帯が鳴った。

永佑「キティ送ったよ。」

早く見たかった。
とにかく欲しかった。

(早く届いたらいいなー!)
この時はそんなことを
思っていた。


このストラップが
私の大切な大切な
宝物になるとは。

ストラップを見て
泣いてしまうとは。


まだ知らなかった。
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