Dolce




『…あ、すみません…』


「いえ…」



彼の視線が私の左手に落ちる…。



『ケーキ…大丈夫ですか?』


「あっ…、多分…」


『あ…んっと…』



彼はとても困った表情で私と半開きのドアを交互に見ていた。




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