ILLICIT LOVE〜恋するタイミング〜
私が無言を通していると、
サキさんは
「あ…、もしかしてウシオ、まだマユコさんに幹事の話、頼んでませんでした?」
とか、
「それともマユコさん、幹事なんて厄介なことやりたくなかったですかね…?」
などと言って苦笑いした。
「もしそうならそう言ってくれて構わないんですよ…?誰か他をあたってみますんで…」
「……」
私の頭は混乱していた。
だって彼女の話を聞いていると、
ウシオとサキさんが結婚をやめたなんて感じが全然しないからだ。
私はコーヒーをすする彼女に恐る恐るたずねていた。
「あの…、やっぱりウシオと予定通り結婚されるんですか…?」
「え…?」
こっちを見たサキさんの可愛いらしい顔に、同性ながらドキッとさせられた。