歩きだした夏-きみに逢いたくて-
赤外線で真奈のケータイに送る。僕にもすぐに真奈のケータイ番号とアドレスが届く。




「ありがとう。じゃあ帰ったら光輝君にメールして良い??」




「もちろん。まってるよ」



「それじゃあ帰ったら送るね。バイバイ☆」




「待って!!一人なら家まで送ろうか?????」




また一歩、真奈に近づけた気がした。



「えっ??送るって何で??」



「俺バイクだからさ、よかったら後ろ乗る??」




少しでも真奈に近づきたいんだ。一緒にいると幸せな気分になれる。




真奈を見てるだけで僕の心はうるさかった。もしかしたら真奈に聞こえてるんじゃないかなって思うくらいに。




真奈は最初は驚いた顔をしたけど、すぐに笑顔になった。




「バイク??真奈が乗って良いの!?」




「うん。せっかくだしね。」
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