【短編】再会のはじまり[続編追加]
「私が、良成くんを今、好きなだけじゃダメなの?」


良成くんって欲張りなんだね。


過去まで私を手に入れたいって思ってくれてるみたいだし。



「えっ?
好き?」


良成くんは、吃驚したように私を見た。


あれ?


言ってなかったっけ?


「私、良成くんが好きだよ。」


「マジ?」


良成くんは、私を勢いよく抱きしめた。


「うん。」


私は、頷いた。


「よかった〜」


良成くんは、気が抜けたみたい。


「どうかしたの?」


「なんかさ。
岬は、なんとなく俺といるんだと思ってた。
だから、過去を後悔してばっかり。」



私のせいか。


だって、タイミングなかったし。


突然、好きって言うの恥ずかしいし。


感じ取ってよね。


私が好きなら。
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