《年下彼氏》
「あっそ!イケメンだからって良い気になんないで。」


断ると、怖い顔してどこかへ行った。


なんだあの女は?感じ悪いねぇ!!

フラれたからって逆ギレしてんじゃねぇっつうの。


それより、あの女まだ来ねぇのかよ。遅せぇーなぁ。

俺の周りの女をどうにかして蹴散らさないとなぁ。


帰る振りなんて、してみようか。


「俺ー帰るんで!」


「えー?もう帰るの?私と一緒に遊ばない?」


って遊ばねぇっつうのー!


女達の輪をすり抜け、校門を出てダッシュした俺。


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