11色の眼(レンズ)
『夜明けは碧(アオ)』

飾られた景色
忘れられた瞳

少し肌寒い
いつもの歩道橋

東から
西へ

飽きもせず
ただ黙々と

日々は過ぎる
日々を過ごす

色鉛筆にはない
夜明けの色

真実をひっくり返す
午後の喧騒

疑われた瞳
置き去りにした景色
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