期間限定彼氏様!?
階段を降りて、家を出る。

こんな時間に呼び出すなんて、どうしたんだろう?


暗い夜道をしばらく歩くくと公園についた。


「陽クン?どうしたの?」

「やっと来てくれた♪…それに邪魔者もいないしね?」


風が吹いて陽クンの声が聞こえずらくなる。


「え?何か言った?」

「何でもないよ♪…それより藍と別れたんだってね?」


「……もう…知ってるの?」


「ま、藍とは親戚だからね?それに…実優の事なら何でも知ってる♪」


「あ…そっか」

―そう言えば、藍と陽クン親戚だったんだ。


しばらく沈黙が続く。


それを先に破ったのは陽クンだった。


「今実優に彼氏はいない。…つまり、フリーって事だよね?」


「……ぅん」


「もう一度言ってもいい?」


「?」


「実優、俺と付き合って?」


頭が混乱する。


どうしたらいいの?

藍のコトも、陽クンの事も…


もう、意味わかんないよ。


< 76 / 112 >

この作品をシェア

pagetop