流れ星1つキミに

隣のアイツ

ココまで生きてこれたのは、家が隣で幼なじみである隆也ん家にいろいろしてもらったからである。          だから隆也とは、友達以上の関係なんだけど、そりは、恋じゃない。   
そんな事ゆりヤバス。 今、時計は7時を示している。 
学校は7時15分からなので遅刻です!!(泣)  私は、急いでパジャマを脱いだ。        
ガチャ

「星南!いつまで寝てんだよ!!遅刻だ…ぞ…?」なんと着替え中に隆也が部屋に入ってきたのどある。        「ラッ…キー」
「フッざけんなー!!」
ボカアッ! 

怒りと恥ずかしさがミックスし、私は隆也を得意の空手チョップで撃退した。 
「アハハ…」
笑いで済ませ、私は下に降りた。 

だけど下に降りても誰もいない。 
いつも憧れていた「おはよう。」がない事がこんなにも辛かった事を今でも後悔してる。  
だけどもう慣れっこ。 私は、顔を洗い、髪をセットして、パンをくわえ外へ出た。 

案の定、私の時計は10分を示している。 
私の家から学校まで5分は、かかる。
…………ダッシュすれば間に合う!    
そう頭の中で計算し、私は猛ダッシュで学校へ向かった。 

そんな馬鹿丸出しな私の名前は、崎川星南(さきかわせいな)
この前、家から超近い桜華高等学校に通う1年生   
好きな科目は体育、苦手な科目は体育以外全て☆何の取り柄のない私。
一方幼なじみの松雪隆也は、成績優秀!!スポーツ万能のエリートさん。だけど気取らなくて、天然な所が人気の理由

隆也ん家と私の家は、小さい頃から………ってか私が生まれる前から親同士が仲良かったらしく、隆也ん家は快く、私を引き取ってくれた。 
そんな家に引き取ってもらえて…………

「星南〜!!待ってよぉ…ベッ!!いたぁい!!ちょっ…俺、転んだんだよっ!?助けてよぉ!!」
………………………………コイツさえいなけりゃ最高です

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