HAPPY DAYS
実際、かなり遅い時間だったから助かった。


君代ママには、差し支えないとオレが判断した限りで説明した。


もちろん、元カノとか、紀子ママの入院とかは差し支え大有りだから、全て伏せたが、君代ママはそれは考えてないようだ。


せっかく落ち着いた君代の夜遊びが復活するのでは、と気に病んでいるのは感じた。


家に到着しても君代ママは離れがたいようだったが、いかにも優等生な様子の紀子が玄関に出てきたのを確認すると、
クルマから簡単な挨拶をして去って行った。


君代ママ、ごめんなさい。


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