俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
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コンコンッ
「はいは〜い♪あれ?未歩ちゃん!!」
「こ、こんにちは…」
私は柚希さんに挨拶をしに部屋に行った。
冬夜は突き当たって右の部屋って言ってたけど…
突き当たりがありすぎて訳わかんない!!
迷う…
「はいってはいって〜♪」
「あ、はい…」
柚希さんの部屋は大人っぽくて綺麗だった。
「あたし嬉しい〜!!ほら、女の子ってあたししかいないから、未歩ちゃんと仲良くしたかったのよ〜♪」
「えっ!?ゆ、柚希さん!?」
ガバッと抱きつかれてどうしていいかわからなくなる私。
「あは、あたふたしてカワイイ♪」
「全然かわいくないです!!柚希さんの方が断然お綺麗で…」
「そんなことないわよ♪それより、あたし未歩ちゃんの味方だから冬夜のことで何かあったら相談してね!!」
「あ、ありがとうございます。あの…さっきはすみませんでした…ろくに挨拶もしないで…」
「いいのよ♪それよりあたしこそごめんね。なんか誤解招くようなことしちゃったみたいで。」
「えっ?」
「あたしのこと、冬夜の彼女かと思ってたのよね?」
「あっ…それは、私の激しい勘違いだったんで…全然大丈夫です!!謝らないで下さい!!」