俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「とにかく俺は…「冬夜。大学に進むってことは自分の将来に一歩近づくってことなんだ。」
「………」
「お前の頑張り次第で将来できることの範囲が変わる。お前の未来が関係するんだ。」
「俺の……」
未来………?
「留学することで全てが変わるとは言わない。だが、周りの見方くらいは変わっていくんじゃないか?」
「…………」
「アメリカに行ってみないか?お前ならやり遂げられると思ってる。
留学のこと…もう一度考えてみてくれ。」
「……わかった…」
俺がそう言うと父さんは俺の肩をポンポンと叩いてリビングを後にした。
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