俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「ねぇ、私が酔った次の日、冬夜機嫌悪くなかった?なんで?」
「……あぁ…」
ん?
「…今度教えてやるよ。」
今度?
「え、うん。わかった。」
「じゃ、今日はそろそろ帰るな。」
「あ、うん!!」
もう帰っちゃうのか〜…
もうちょっと一緒にいたかったな…
でも冬夜も生徒会とかで忙しいんだし、休まないとね。
だから我慢!!
冬夜と一緒に玄関を出る私。
「いいから。中入れよ。」
「え?送るよ?」
私がそう言うと冬夜はフッと笑った。
「別に…俺ん家の前まで来てもいいけど、その後また未歩をここまで送ることになるけど?」
「えぇ?」
「バーカ。俺は大丈夫だから。じゃあな。」
「うん…また明日ね!!」
私は冬夜の背中が見えなくなるまで見送った。