ニート君の独り言
これは俺の友人の島田から聞いた話なんだが、ある日島田は馴染み居酒屋で飲んだあと客仲間の佐々木くんを自宅に招待したんだよ。そして2人で酒を飲み直したあと深夜3時を過ぎて佐々木くんは帰ったんだ。そして島田は明日の仕事の準備をして床に入ったんだな。その日は寝付きが早かった。すると深夜4時頃に誰かがドアをノックするんだよ。そして島田を呼ぶ小さな声がするんだ。島田は気味が悪くなって『誰?』と問いかけても返事がない。怖くなった友人はドアの外に向かって大きな声でもう一度『誰?』と叫んだんだ。すると『島ちゃんの部屋覚えたよ』それは佐々木の声だった。」
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