君の元へ


桃の顔に白い布が

かかっていた。

「…も、桃?」

俺はとっさに布をとった

桃の唇は青く、

体中つめたかった。


…うそだろ…。

「桃?桃?」

「…」

「返事しろよ。おい、、」

「…」

…………。

一瞬にして俺は泣き崩れた

何もかもわからず




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