行き違い
あれ?ここどこだ?え~と、あれ?思い出せない。
「たくと!」
聞き覚えのある声。
「たくと!やっと目あいた!」
みゆ。良かった。無事か。
辺りを見渡すと、学校の保健室だった。
「おれ、どうなったんだ!」
「たくと。良かった。」
「おいおい、泣くなよ。で、アイツは?」
「ごめんね。松浦君なら帰ったよ。あと…全部話して。」
また、聞いてたのか。
「ごめんな。本当はお前を巻き込みたくななかったんだけどな。」
「お願い話して。」
長い沈黙。
よし、言うか、黙ってても仕方ない。
今までのこと全部。
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