壊れたこころ
悪夢
僕がお父さんに真実を述べてからはいつもはお父さんに送り迎えをしてもらっていた。でもその日はお父さんが出張に行ったのでその日の帰り僕はバス停でばすをまっていた。周りには他に四、五人いた。待っている間は とてもこわかった。そして、いつもいじめる父の教え子らが4人掛かりで僕を抑える。「やめて。!!助けて。」何度も周りに助けを求めたが誰一人として助けようという人はいなかった。それどころかニヤニヤ笑って見てる奴、一緒にからかう奴ばかりだった。「いやだ!やめろ」精一杯に抵抗した。「おまえうるさい!だまれよ・・・。」そう言うと僕の顔面めがけて鉄拳が入った。一発、二発、とこれでもかというぐらい。顔が痛い。ヌルっとして、血が出てるのがすぐにわかった。それでも僕は両手両足で精一杯に抵抗した。

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