ハッピー・バレンタイン
「菜々、バレンタイン勇太君にあげるんでしょ?」
真菜の台詞に顔を上げる。
「どーだろ。告白して玉砕するんなら、いっそこのままの方がマシ…」
フォークに刺してたウインナーをようやく口に放り込む。
「何、菜々お前、誰かにバレンタインやんのか?」
その時。
横から手が伸びて来てあたしのお弁当箱からからあげが一個盗まれた。
勇太だ。
「あー!あたしのからあげー!」
どんな顔して良いか分からずにあたしはぶーたれる。
真菜の台詞に顔を上げる。
「どーだろ。告白して玉砕するんなら、いっそこのままの方がマシ…」
フォークに刺してたウインナーをようやく口に放り込む。
「何、菜々お前、誰かにバレンタインやんのか?」
その時。
横から手が伸びて来てあたしのお弁当箱からからあげが一個盗まれた。
勇太だ。
「あー!あたしのからあげー!」
どんな顔して良いか分からずにあたしはぶーたれる。