白髪悪魔の家
「……身寄りがないなら家へくるかい?」

しばらくの沈黙の後、老人はまた語りかけてきた


ラド「ないよ…でも、しばらく1人で生活してみる」

「いきなりじゃ…厳しいぞ?」

ラド「うん……でも自立しなきゃね」


…別に甘えたくない訳じゃない


ただ、強くなりたい

死後の世界でまだ親が心配しないように








自立して、生きるんだ
< 12 / 36 >

この作品をシェア

pagetop