サイテー彼氏
「ダブルベッドだから平気だろ?」

「無理!」

「じゃあ床で寝るか?」

「うっ、それは・・・」

「じゃあ決まりだな」

「変な事絶対にしないでね!!」

「さぁ?それは分らないな」

「サイテー!!!」

「冗談冗談♪兎に角上に行くぞ!!」

「もう!」

「雪也と楽しんできてね」

「ちょっと!何言うんですか!テレビとは全然違うじゃないですか?」

「あら?テレビとは違うと変かしら?」

「何かイメージ崩れますよ」

「そうかしら?」

「何してる!行くぞ!」

「あっ!うん、じゃあ失礼します」

 私と雪也は二階に上がる

「この部屋だ」

「此処?」

「ああ」

 雪也が部屋のドアを開ける

「何この部屋!?」

「ああ!俺が使ってた部屋だ、今は誰も使わないから客室として使ってる」

「この部屋を使ってたの!?此処はホテル!?」

「俺の実家だ」

「あんた凄すぎ!」
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