兎は俺のモノⅡ






「兎じゃなきゃダメなの。

だから俺と結婚して?」

最高にうれしい言葉。

アタシは涙を流していた。

「泣いてちゃぁわかんないよ?

いいの?ダメなの?」

答えはもぉ決まってるよ…

「こんなんでいいなら

よろしくおねがいします。」

「おっしゃぁッ!!!!!!」

お風呂中に声が響いた。

やっと兎が俺の兎になった。

俺の妻になる。

泣いている兎に何回もキスして喜んだ。
< 67 / 103 >

この作品をシェア

pagetop