愛して。
甘えん坊


気が付くと私は拓真くんのベッドで寝てた。 


私、どーしたんだっけ?


起き上がると激しい頭痛に耐え切れずまた横になった。 

もしかして、風邪ひいたの??!!!


しかも拓真くんのスウェット着てるし!!!////

時計を見ると、夜の7時。

......寝すぎ。 


拓真くんに迷惑かけるなんて....(泣)


「ガチャ」


部屋のドアが開いて拓真くんがお粥を持って入って来た。 


「..く....て...んね。」


【迷惑かけてごめんね。】って言いたかったのに、だるくてちゃんと言えない。 

「ん?具合大丈夫か??」

「...ぅん。」


「お粥作ったけど食える?」


「....ありがと..///」


拓真くんが私のために作ってくれるなんて私幸せ/// 









「あーん」


拓真くんがスプーンを近付けて言う。 


凄く恥ずかしい////


「....自分で食べる。」


「ンな事言わねーで食え。」


「はい...。」


でもでも!!!
やっぱり恥ずかしい////


口を開いた。 


「美味い?」


私は頷く。 





< 62 / 208 >

この作品をシェア

pagetop