愛して。


「....ちがう...よ。 拓真くんに......迷惑かけたく...ないから.......」


「迷惑じゃねーよ。」


そう言って、拓真くんはおでこにキスしてくれた。 

そんなに優しくされるともっと好きになっちゃうよ?

スウェットから拓真くんの匂いがする....


安心して目を閉じた。 




















また目が覚めたら、拓真くんが横でテレビを見てた。 

「麗花目ぇ覚めた?」


「うん...」


「ポカリ飲む?あ、さっき薬飲んでねーな。」


「ぅん。」


「起き上がれるか?」


「.....大丈夫。」


起き上がると、拓真くんはベッドに座って薬とポカリを口に入れる。


......え??
拓真くんが飲むの???


そう思ったらすぐに拓真くんの顔が近づいてキスされた。 


薬とポカリが私の口に入ってくる。 


「......っッ..」

口移しぃ―――??!!////



「これで、熱も冷めるだろ。」 


ニカッと拓真くんは笑う。 

キスされた後にこの笑顔を見せられて、私の体温は絶対に上がってるよっっ///







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