好きだった
次の日

今日も康太からの連絡がない。
電話で『帰れないかもしれない。』と言っていたため、とりあえずメールだけ送った。

【こうお仕事お疲れ様!やっぱり今日も帰ってこれないの?】

返信はなく、電話もかかってこなかった。

私は諦めてベッドへ入った。


朝携帯のアラームで目が覚めた。
康太からの連絡はなかった。
私は康太へメールをした。
【おはよう。お仕事大変だね!あまり無理をしないでね。】

私は支度をして仕事へ行った。
仕事をしていても携帯が気になってしかたがない。

合間に携帯を見ると、康太からのメールが届いていた。
【夜中2時に仕事が終わって、朝7時にはまた仕事。今回の現場は長引きそうでいつ帰れるかわからない。今日は一応11時には終わるから、電話ちょうだい。琴に会えなくてさみしいよ。】
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