教師×生徒【恋愛物語】
「待ってシンちゃん!あたしと別れてあの子のとこに行くの?」


俺の手を掴んで理奈が聞いてくる。


「もちろん。
離してくれ、俺たちはこれから同じ学校の同僚の教師だ。」


理奈の手を振り払った時


「ふ、二人の関係がバレてもいいわけ?」


理奈がそう言った。


「バラしたければバラせば?
今の俺は教師の職を失うより菫を失うことの方が辛い。
教師がクビになったらもう一つの資格の介護士になる。
理奈、お前はもう少し大人になれよ。」


それだけ言って喫茶店を後にした。


急いで車に乗り込んだ俺は携帯を手にしたが、繋がらなかったら…と思うと電話する事ができず、直接話そうと思って菫の家へと向かった。



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