腐敗恋愛

「リオ夫妻に敬意を称して…リベンジしますか?」
イタズラっぽく言うあきな。
「リセットは何回まで?」
俺も負けじと言い返す。










「キミがしたいだけ…なんてね」
勝ち誇ったように言うあきなの頭を撫でて、俺はもう一度頬に触れた。


















重なった影が離れた途端に顔を真っ赤にして目線をそらすあきなを、俺は思わず抱きしめる。
「クエスト終了、ってな」
「……ばかっ」

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