秘密にし・て・ね(前編)

ダイニングのテーブルにはこの食事本当に夏樹が作ったの?と疑わずにはいられないくらい美味しそうな料理が何品も並べてあった。



「これ全部夏樹が作ったの?」



佳奈はビックリしていた。もしかして私よりも上手だったらどうしようと思ってたけどこの時点で味はともかくこんな凝った料理作れないので負けたことになる。



「そうだよ、冷めないうちに早く食べよう」




「うん、すごく美味しそう」



『『それじゃいただきま~す』』




「どう?」



夏樹は料理には自信があったが佳奈が美味しいって言ってくれるか不安だった。




「メチャクチャ美味しい!すごい私こんなの作れないよ」



「本当に美味しい?」



「うん、これ全部食べてもいいの?」



「もちろん、佳奈のために作ったんだから」




夏樹は佳奈が喜んで食べているのをニコニコしながらみていた・・・・・・。





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